水難事故防止で県対策協議会 2個人1団体を表彰 静岡県庁

 静岡県水難事故防止対策協議会(会長・加藤晃一県危機管理部部長代理)はこのほど、水難事故防止の普及啓発に貢献したとして、熱海署警備艇操船員の己ノ瀬郷子さん、下田市の海上安全指導員伊藤秀利さん、静岡水上オートバイレスキュー連合体(御前崎市)の2個人1団体を表彰した。

水難事故防止への貢献で表彰を受けた関係者=県庁
水難事故防止への貢献で表彰を受けた関係者=県庁

 県庁で開かれた本年度第2回会合で、加藤会長が感謝状を贈呈した。己ノ瀬さんは長年警備艇操船員を務め、海上保安庁や船舶協会など関係団体と連携し、水難事故防止活動に努めた。伊藤さんは47年間、海上安全のボランティアとしてパトロール活動や安全啓発に精力的に取り組んだ。
 同連合体は2019年の発足後、沿岸部の救助活動に対応し、訓練やパトロールにも積極的に協力してきた。
 加藤会長は本年度、県内で水難事故多発警報が一度も発令されなかったことを強調。関係機関からの出席者に「皆さんの活動のおかげ」と感謝を伝えた。

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