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菜の花で休耕田活用 「松崎プロジェクト」開始 花畑整備へ児童ら種まき

 松崎町や静岡大が進める「2030松崎プロジェクト」に参加する住民有志が19日、耕作放棄地の解消を目指す「菜の花エコプロジェクト」を始めた。休耕田に菜の花畑を整備して誘客を図り、収穫した種を食用油として提供。廃食用油をバイオディーゼル燃料として活用し、環境問題の解決につなげる。

菜の花の種まきを行う参加者=松崎町桜田
菜の花の種まきを行う参加者=松崎町桜田


 2030松崎プロジェクトは2020年に開始し、チームごとに課題を定めて持続可能な地域づくりを目指す取り組み。19日には同町桜田で種まきを行い、小学生ら24人が約5千平方メートルの休耕田に菜の花の種をまいた。
 菜の花エコプロジェクトのリーダーを務める土屋人さん(34)は「まずはきれいな花畑をつくり、食用油の販売も検討していく」と話した。
 開花は2023年3月下旬の見通しで、6~7月には種の収穫作業を行う。今後、参加者を募る予定。

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