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裾野・ニッセー防災の土谷社長 消防庁長官表彰 支えに感謝、生命や財産守る決意新た

 消防用設備とサービスを取り扱う「ニッセー防災」(裾野市)の土谷直人社長(61)が、2022年度消防庁長官表彰を受けた。表彰式は11月上旬に東京の明治記念館で開かれた。消防用設備の設置と維持管理の適正化による功労者表彰を受けた土谷社長は「お客さまの生命、財産を守るため、信頼性をさらに高めていきたい」と決意を新たにした。

地元の消防署と消防団の関係者に受賞を報告した土谷社長(中央)=裾野市
地元の消防署と消防団の関係者に受賞を報告した土谷社長(中央)=裾野市

 同社は火災報知設備やスプリンクラー、消火栓、防火戸などを設置し、保守・点検を請け負っている。取引先は静岡、神奈川、山梨3県の事業所や工場、文化ホール、遊興施設など約1400カ所に上り、機材を無償提供して指導する防災訓練も開いている。1972年の会社設立から50年を迎え、土谷社長は「長年の活動が認められてうれしいが、受賞は従業員や取引先など多くの支えのおかげ」と感謝した。自身も約10年にわたって消防団活動に従事した経験があり、裾野市の消防署と消防団の関係者には直接、受賞を報告した。

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