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静岡人インタビュー「この人」 富士宮版コロマガプロジェクトを立ち上げた 望月悟さん(富士宮市)

 子どもたちが好奇心を伸ばしながら地域情報紙をつくるコロマガプロジェクトが今夏、富士宮市でスタートした。地元小中学生約20人が記者や編集者として、ボランティアメンバーと富士宮版創刊号の制作を進めている。運営を担うデザイン事務所アイムデザインの代表。46歳。

望月悟さん
望月悟さん

 -立ち上げの経緯は。
 「伊豆のコロマガプロジェクトに関わったことがきっかけ。子どもたちの良い経験になると実感した。もともと、『デザイン』の考え方が子どもたちの将来に役に立つという思いを持っていて、それがコロマガにつながった。昨年冬、デザイン事務所内に女性目線のブランディングチームを立ち上げたことで始める土壌ができた」
 -大切にしていることは。
 「子どもたちに自分が作りたい情報誌を作るのではなく届ける相手が居るということを意識してもらうこと。この活動の中で『他者への想像力』を養ってもらいたい。普段できないことを経験してもらい子どもたちの引き出しも増やしていけたら」
 -講座で伝えたことは。
 「デザインには大きく三つの工程があることを説明した。課題を見つけ、アイデアを考え、表現する。違和感を見つけて解決策をどう発想できるかが大切。デザインは『想像力』と『創造力』の掛け合わせ。デザイナーの役割は未来をつくる仕事。自分の未来は自分でつくれることも感じてもらえたらうれしい」
 -今後の展望を。
 「まずは10年続けたい。10年後には今参加しているメンバーが20歳ぐらいになる。その子たちが運営の中心を担うような循環がつくれたら。子どもたちが活躍できる場として、多くの地域住民や企業が集まるコミュニティーとして育てていきたい」

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