熱海土石流題材 静岡放送がグランプリ受賞 「地方の時代」映像祭
全国各地の優れたドキュメンタリー作品を表彰する第42回「地方の時代」映像祭の贈賞式が12日、大阪府吹田市の関西大で開かれ、応募273作品の中からグランプリ(最優秀賞)に静岡放送の「SBSスペシャル 熱海土石流-なぜ盛り土崩落は防げなかったのか」が選ばれた。

2021年7月に熱海市伊豆山で発生した大規模土石流を題材に、違法に造成された盛り土の崩落が甚大な被害を招いた経緯に迫った。同社のグランプリ獲得は09年、13年に続き3回目。
高校生・中学生部門では、静岡大成高の「富士山噴火に係(かか)わる火山防災は今」が優秀賞を受けた。同大で18日まで、入賞作品などの上映会が開かれる。