AI計測器など研究発表 静大テクノフェスタ、実験体験も 浜松

 第25回静岡大テクノフェスタin浜松が12日、浜松市中区の同大浜松キャンパスで始まった。研究内容の展示や実験の体験など、科学を楽しむ多彩な企画でにぎわった。新型コロナの影響で開催は3年ぶり。13日まで、事前に申し込んだ約5千人が来場予定。

光いらいら棒を楽しむ児童=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス
光いらいら棒を楽しむ児童=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス

 「デジタル技術を用いた次世代計測システムの開発」では、人工知能(AI)を使った計測器の研究成果などを発表。非接触、非破壊で硬さと粘度を測定できる計測器を使った実演も行い、筋肉年齢などを数値で示した。
 ガラスを埋め込んだ金属の棒でレーザー光をふさぎながら、ゴールまでの速度を競う「光いらいら棒」など、親子で楽しめる企画も目立った。同大大学院生の富田丈瑠さん(24)は「研究室に入ってから(フェスタは)初めて。多くのお客さんに楽しんでもらえたと思う」と話した。

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