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台風15号災害土砂 掛川の防潮堤整備に 静岡市から受け入れ

 掛川市は、台風15号で発生した災害土砂を静岡市から受け入れて掛川市沿岸域の防潮堤整備に充てる。9日の市議会議会運営委員会で示した2022年度一般会計補正予算案に、防潮堤整備推進費5200万円を計上した。盛り土材として活用し、整備事業の促進を図る。
 9月の台風15号による記録的豪雨の影響で、静岡市では大量に発生した災害土砂の処分が課題になっている。掛川市によると、静岡市からの受け入れ要請を受けた対応。22~23年度に実施予定の工事に延長200メートル区間を追加発注して災害土砂を使用する。新たな工区で受け入れ可能な土砂量は最大5万8千立方メートルという。
 掛川市がまとめた一般会計補正予算案は、防潮堤整備事業に加えて物価高騰対策や公共施設の光熱費に計8億5300万円を追加する内容。16日開会の市議会11月定例会に提出する。

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