テーマ : 福祉・介護

転倒防止の靴下開発 浜松の介護経験者3人、「介護の日」に発売

 親の介護を経験した浜松市の女性3人が高齢者の転倒を防ぐ靴下を開発し、11日の「介護の日」にウェブ店舗で発売する。底部にバラの花と感謝の言葉をデザインした樹脂の滑り止めを付け、内側に摩擦が大きい特殊な和紙の起毛を施した。介護の負担軽減に役立つよう思いを込める。

介護経験を基に靴下を開発した(右から)小出さん、望月さん、入月さん=浜松市中区
介護経験を基に靴下を開発した(右から)小出さん、望月さん、入月さん=浜松市中区

 デザイナーで母親を介護中の望月洋子さん(51)=南区=と、介護経験者の入月美恵子さん(53)=中区=、小出恭子さん(55)=浜北区=が苦労を語る中で靴下の重要性に着目した。足腰が弱ると転倒しやすくなり、骨折や頭部のけがを伴えば身体機能の低下を招く。転倒予防の効果に加え、互いに心が温まる商品を、と約1年かけて開発した。
 靴下は汗をかくと内側が滑りやすくなるため、耐久性のある和紙の起毛で、摩擦と通気性を高めた。表地は季節問わず使えるオーガニックコットン。「何度でもIWASETE(言わせて)くつした」と命名した。商品に添付したQRコードをスマホで読み取ると、独自に考案した体操の映像を見られる。
 3人は「感謝の思いを伝えるツールになれば」と話す。1足税込み1980円。専用サイト「ケ、ケ、ケのケ プロジェクト」で注文できる。

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