テーマ : 教育・子育て

飛龍高自動車工業科 EVやPHEV学ぶ 分解や組み立て、試乗も

 沼津市の飛龍高自動車工業科は8日、専門家を招き電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を学ぶ講習会を同校で開いた。主に自動車整備士を目指す1年生18人が参加し、実習を通して最新技術に触れた。

教育用のEVの分解に取り組む生徒=沼津市の飛龍高
教育用のEVの分解に取り組む生徒=沼津市の飛龍高

 実習はEVとPHEVのグループに分かれて実施。EV班は、日本自動車教育振興財団(東京都)の清水譲二技術顧問が講師を務め、生徒は座学後に1人乗りの教育用EVの分解と組み立てに挑戦した。EVの構造や工具の使い方などに理解を深め、組み立てた車の試乗もした。
 PHEV班は、東海三菱自動車販売(静岡市駿河区)の用意した2台を使って、自動パーキングの様子などを車内から見学した。
 EVの分解を行った小川琉青さん(16)は「車本体に触れる機会はまだなかった。楽しい」と話し、PHEVに乗った田辺天悠さん(16)は「走っている時にあまり音がしなかった。技術の進歩を感じる」と語った。

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