「来るたび元気もらう」 ジャズピアニスト小曽根さん、掛川・ねむの木学園で演奏

 世界で活躍するジャズピアニスト小曽根真さんが7日、掛川市上垂木のねむの木学園を訪れ、利用者に演奏を届けた。「ここに来るたびに元気と生きる力をもらっている」と語り掛け、再訪を約束した。

利用者にピアノ演奏を届ける小曽根さん=掛川市上垂木のねむの木学園
利用者にピアノ演奏を届ける小曽根さん=掛川市上垂木のねむの木学園

 小曽根さんは学園創設者の故宮城まり子さんと共通の知人を介して知り合ったのが縁で、たびたび同学園を訪れている。「ただいま」とあいさつしながら音楽仲間2人と共に入場し、即興曲やオリジナル曲を演奏した。利用者は手拍子を交えて鑑賞し、歌とダンスで返礼した。
 小曽根さんは7月に兵庫県内で開かれたコンサートの帰路も単独で同学園に立ち寄り、利用者に「次は友人と一緒に演奏を披露する」と約束していた。

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