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児童描いた夢の菓子再現 富士市内11店で限定販売

 富士市の吉原菓子組合は、小学生が「秋」をテーマに描いた菓子のイラストを旬の食材を使って商品化した。市内11店が11~13日の3日間、児童の夢が詰まった秋スイーツを各店舗で販売する。

イラストをもとに考えられた限定商品の一部=富士市内
イラストをもとに考えられた限定商品の一部=富士市内

 イラストの商品化企画は昨春に続いて2回目。同組合が元吉原、須津両地区の放課後児童クラブで絵を募集した。ハロウィーンにちなんだ絵など、寄せられた72点から各店が実現できそうなアイデアを選び、計19品を用意した。
 旬菓亭(伝法)は、ドングリのイラストをまんじゅうでかわいらしく再現。好味堂(中里)は紫色のサツマイモクリームをふんだんに使ったエクレアを用意した。菓子処たかぎ(中央町)は、まんじゅう生地に竹炭を練り込んでコウモリの黒色の体を表し、翼の生地は蒸し上げてから接着させた。
 同店店主で企画担当の高木智弘さん(54)は「絵がどんな味になったか食べて確かめてほしい」と話した。
 取扱商品の問い合わせは各店へ。企画の問い合わせは高木さん<電0545(75)1125>へ。
 この他の参加店は次の通り。
 和洋菓子はせがわ(吉原)まん月(伝法)プチ・ラパン(同)コンディトライ東洋堂(同)メモワール(富士見台)小麦畑松林堂(今泉)甘清堂(同)田子の月(富士、富士宮両市の直営店)
 (富士支局・国本啓志郎)

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