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静岡人インタビュー「この人」 県高校定通制生徒生活体験発表で最優秀賞に輝いた 漆畑美広さん(藤枝市)

 第1種電気工事士の資格取得に向けて親身になって指導してくれた亡き恩師との思い出や感謝の気持ちをスピーチし、最優秀賞をつかんだ。科学技術高定時制4年。20日に東京都で開かれる全国大会に挑む。19歳。

漆畑美広さん
漆畑美広さん

 -恩師はどのような人だったか。
 「高校で入部した電気工事受験部の顧問だった。先生は中学時代、問題児と言われていた自分に『漆畑ならできるよ』と声をかけ、対等に接してくれた。理解するまで何度も指導してくれ、資格を取得することができたが、報告する前に病気で亡くなってしまった。何事にも不真面目で不良だった自分が、目標に向かって努力することの大切さを知ることができたのは先生のおかげ」
 -スピーチの文章を考える上で意識した点は。
 「できる限り具体的に書くことを意識した。先生が言ってくれた言葉や自分が当時感じていたことを思い出して、文中に多く取り入れ、自分と先生の関係を聞いている人に伝わりやすいよう工夫した。最優秀賞を受けた喜びを亡き恩師やその家族に伝えられたらと思う」
 -全国大会に向けての意気込みは。
 「自分は緊張しやすいので、スムーズに読めるよう練習を重ねている。変に演技したり感情を込めすぎたりせず、自分の素直な気持ちが伝わるよう、自然体で発表をしたい」
 -今後の目標は。
 「第1種電気工事士の資格を生かして、春から通信設備の工事などを担う県内企業に就職する。電気工事の分野で、さらに高度な資格の取得を目指し努力している。いつか先生のように他者から尊敬される人になりたい」

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