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灯台の魅力 連携し発信 御前崎でサミット

 市民に一般公開されている「参観灯台」が立地する全国4自治体が連携し、灯台の魅力を発信するイベント「灯台ワールドサミット」が5日、御前崎市の御前埼灯台周辺で開かれた。

灯台ワールドサミットで意見交換する首長ら=御前崎市のB&G海洋センター
灯台ワールドサミットで意見交換する首長ら=御前崎市のB&G海洋センター

 同市、安乗埼灯台と大王埼灯台がある三重県志摩市、犬吠埼灯台の千葉県銚子市、出雲日御碕灯台の島根県出雲市が参加した。各市の市長らはそれぞれの灯台の歴史や特徴の他、灯台をライトアップしたり、景観を楽しめるカフェを周辺に設けたりと地域おこしの取り組みも紹介した。パネルディスカッションには4市と入道埼灯台がある秋田県男鹿市の市長らが登壇。「灯台を観光資源として磨き上げようという機運は高まっている」(橋爪政吉志摩市長)「サミットを機に自治体同士で連携し、新商品を生み出すこともできる」(越川信一銚子市長)などと意見を交わした。各市の特産品展も行われた。
 同サミットは2018年に志摩市で始まった。御前崎市では20年に開催を予定していたが、新型コロナウイルス禍で2年延期された。来年は出雲市で開催される。

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