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静岡人インタビュー「この人」 不登校児の保護者らを支える活動を始めた 鈴木友加里さん(浜松市西区)

 不登校の児童生徒が各地で増えている中で、その保護者らを支えようと「トーキョーコーヒー浜松」の活動を今秋から始めた。料理や染め物といった創作を通じた学びが主な内容で、活動には子どもが参加してもしなくてもいいという方針。中学生の娘が不登校で、10月には浜松市浜北区の自家焙煎(ばいせん)カフェ「タイニーシード」(旧すいーとまむ)で不登校の経験がある子の母親数人とスパイスカレーなどを作りながら交流した。同区出身。41歳。

鈴木友加里さん
鈴木友加里さん

 ―10月の活動の手応えは。
 「初の本格的な活動だった。料理はおいしくでき、会話も弾んだ。眉間にしわを寄せ、深刻になっているばかりではだめだと改めて感じた」
 ―活動を始めたきっかけは。
 「トーキョーコーヒーは登校拒否(とうこうきょひ)のアナグラムで言葉遊びから生まれた活動だ。主宰するアトリエe.f.t.は20年以上にわたって教育事業に携わってきた経験がある。子どもの不登校ではなく大人の無理解が問題なのではないか、肯定的な大人と自由に過ごすうちに子どもも自信を取り戻すはず、という吉田田タカシ代表の考えにも賛同した」
 ―自分の娘の不登校についてどのように捉えているか。
 「娘が学校に行かなくなり始めた当時は悩んだり、なぜ登校しないのかと問い詰めたりした。自然散策など私自身の趣味を再開し、子どもは子どもで私は私だと考えられるようになった。学校に行かないという娘の選択も今は受け入れている」
 ―全国的にも増えている不登校の児童生徒について考えは。
 「不登校という言葉が否定的で苦手。どんな環境にいても、誰もが同じように教育の場を選べるようになればいいと思う」

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