安間川流域の浸水対策 市に要望 浜松市東区自治会連

 浜松市の東区自治会連合会(自治連、米山英二会長)は4日、同区の安間川流域エリアの冠水、浸水対策を求める要望書を鈴木康友市長宛てに提出した。

長田副市長に要望書を手渡す米山会長(左から3人目)=浜松市役所
長田副市長に要望書を手渡す米山会長(左から3人目)=浜松市役所

 要望書は9月の台風15号などの影響で、区内の多くの住宅で床上、床下浸水、車両の損壊といった被害が出たと指摘。特に安間川は過去にも都市型洪水に見舞われているとして、同区流域の排水能力を高めるよう、抜本的な改修を求める内容。
 米山会長らが市役所に長田繁喜副市長を訪ねて要望書を手渡し、「雨が降るたびに(一帯が)湖になってしまう」「住民が安心して眠れるようにしてほしい」などと訴えた。長田副市長は管理者の県と緊密に連携し対策を進める考えを示した。市管理の同川支流のしゅんせつや、区内の学校の校庭などを活用した雨水の貯留にも取り組むとした。

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