地産地消の新料理開発へ 学生と飲食店がコラボ 三島南高生らSNSで情報発信
三島商工会議所飲食・旅館業部会は2日、三島市の鈴木学園調理製菓総合学科の学生と地元の飲食店が協力してメニューを開発し、三島南高の生徒とインフルエンサーがSNSで情報を発信するプロジェクトを立ち上げた。地元食材を使った地産地消の料理を来年2月までに完成させ、新たな販路開拓とにぎわい創出につなげる。

同日は出発式が開かれ、学生11人と飲食5店舗の関係者が出席した。店舗ごと学生2~3人ずつに分かれ、特産の箱根西麓三島野菜などを使った新メニューのアイデアについて話し合った。各店舗に出向いて試食や打ち合わせも行った。
今後、学生と飲食店が連携しながらメニューを開発し、来年2月に店舗販売を開始する予定。インスタグラムやTikTok(ティックトック)などで多くのフォロワーを持つインフルエンサー姉です。さんと三島南高生も順次、SNSで情報発信を始める。
フランス料理店「おんふらんす」オーナーシェフの田中季次部会長は「学生ならではのアイデアで新たなターゲットが生まれる可能性もある。じっくりタッグを組んで進めたい」と期待した。