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金太郎像 にっこり登場 小山町の足柄駅前広場

 小山町で誕生したとされ、町のシンボルになっている金太郎の像が、同町竹之下の足柄駅前広場に完成した。相棒の熊の隣に座り、にっこり笑う姿。除幕式が1日開かれ、設置実行委員会の鈴木重利会長は「観光客に金太郎を知っていただくランドマークになり、住民の誇りになることを願う」とあいさつした。

金太郎像と対面する子どもたち=小山町竹之下の足柄駅前広場
金太郎像と対面する子どもたち=小山町竹之下の足柄駅前広場

 硬質型発泡スチロール製で、金太郎は台座を含め高さ1・8メートル。熊は10センチ高い。原画を考案した小山高美術部3年の貝瀬美穂さんと芹沢玲音さんは除幕式で「金太郎は勇ましく力強いイメージが強い。今回は優しい一面を表す像にした」と説明した。
 設置場所は金太郎ゆかりの足柄山の麓。近くにあった金太郎像が駅舎建て替えに伴い撤去され、再設置を求める声が住民から上がった。地区や町などが実行委をつくり準備を進めていた。
 小山高美術部員から原画を募った。同校生徒や足柄小児童にアンケートを行うなどして選んだ。

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