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浜岡原発審査会合 基準地震動と津波、年度内の確定目標

 中部電力は1日、原子力規制委員会による浜岡原発(御前崎市佐倉)3、4号機の新規制基準適合性確認審査会合で、建屋や設備などプラント審査の前提となる「基準地震動」と「基準津波」の本年度中の確定を目標にしたスケジュールを示した。難航している「H断層系」の活動性評価を巡っては、追加調査に入ったことを明らかにした。
 H断層系について、追加調査を通じて最も北側のH―9断層を覆う地層(上載地層)の広域的な分布や、堆積年代の特定に資する新たな物証の確認に「全力で取り組む」とした。完了目標は年末年始を位置付けた。
 一方、追加調査の間に、基準地震動と基準津波を重点的に諮るよう規制委に要望。年度末までに基準地震動は2回、基準津波は3回の会合で議論し、2023年度からのプラント審査につなげたいと求めた。
 規制委側は中電が提示したスケジュールに対し「非常に難易度が高い」との認識を示した。想定通り進めるには、論理構成や科学的な根拠を具体的、簡潔にまとめた資料の作成に努める必要があると指摘した。H断層系の追加調査では、事務局の原子力規制庁職員が年内に現地確認に入る方針を伝えた。
 中電の伊原一郎専務は「(指摘事項を)重く受け止めた。(資料の準備などを)しっかりやっていきたい」と強調した。

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