テーマ : 裾野市

裾野署が総合優勝 静岡で鑑識競技会

 静岡県警はこのほど、鑑識技術を競う第67回現場鑑識競技会を静岡市清水区の清水庵原球場で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響で、開催は3年ぶり。県内28署の警察官が5人一組のチームで出場し、裾野署が総合優勝を果たした。

殺人未遂事件の現場を模した会場で、鑑識技術を競う各署の警察官=静岡市清水区の清水庵原球場
殺人未遂事件の現場を模した会場で、鑑識技術を競う各署の警察官=静岡市清水区の清水庵原球場

 同区のショッピングモール内で男がナイフで女性を襲う殺人未遂事件が発生した-との想定。署の規模で2組に分けた団体の部と、担当する役割別の個人の部で得点を競った。
 出場者は犯行現場を模した会場で果物ナイフ、サングラスなどの遺留品から指紋や血液を採取し、足跡も慎重に調べた。県警鑑識課や科学捜査研究所の職員が、資料を正確に採取できているか、手法は適切かなどの観点で採点した。
 主な結果は次の通り。
 【団体】A組 ①浜松東②静岡南③御殿場▽B組 ①裾野②細江③下田
 【個人】指紋の部 ①佐野有美佳(浜松東)②鈴木孝佳(下田)▽足痕跡の部 ①川合大貴(細江)②横地潤一(裾野)▽写真の部 ①岡村康平(静岡中央)②東原彩帆(細江)▽法科学の部 ①天野真悟(御殿場)②漆畑綾花(細江)

いい茶0

裾野市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞