王者ベルトで幸運 久保さんＰＲ役に 浜松・中区の宝くじ販売店
浜松市中区板屋町の宝くじ販売店「マスミ」は３１日、新設した企画「ＨＣＨ（ハッピー チャンピオン オブ ハママツ）王座」の初代王座戴冠式を同区のはままちプラスで開いた。初代王者には、タレントの久保ひとみさん（５３）＝南区出身＝を選んだ。
同店に設置されたチャンピオンベルトを腰に巻いて写真を撮ると、誰でも「王者」として記録簿に名前を記入できる企画。市などが進める「ＹＥＳ！ 家康プロジェクト 浜松」の関連事業で、来年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に向けて地域をＰＲすることなどが狙い。
ベルトはプロレスマスクなど製造の「ＰＵＫＵＰＵＫＵ工房」（中区）が製作し、ジュエリー販売の「アイランドグランス」（同区）が宝石をあしらった。１冊６千人の名前を記載できる記録簿は、印刷・製本の「スズセイ印刷」（同区）が手がけた。
マスミの中村通社長は、ベルトを装着した人に幸せが訪れるようにとベルトを持って区内１７３カ所の神社などを巡ったという。式では「市民が幸せになり、浜松が盛り上がれば」とあいさつした。初代王者として記録簿に署名した久保さんは「今後も浜松の皆さんに元気を届けたい」と意気込みを語った。
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