香貫活性化へ初のマーケット 出店やワークショップ 沼津

 地元店舗による商品販売やワークショップを開く「香貫ローカルマーケット」(実行委主催)が29日、沼津市下香貫の沼津御用邸記念公園で初開催され、多くの人でにぎわった。

松ぼっくりを使ったワークショップを楽しむ子ども=沼津市の沼津御用邸記念公園
松ぼっくりを使ったワークショップを楽しむ子ども=沼津市の沼津御用邸記念公園

 市内5地区が連携して、地域活性を目的に各地で開く沼津ローカルマーケットの一環。香貫地域にゆかりの沖縄料理や青果店など19ブースの出店や、ダンスステージも開催した。公園で拾った松ぼっくりでハリネズミの置物を作るワークショップも子どもたちの人気を集めた。
 実行委員長は、香貫地域に移住して3年目の原川萌佳さん(34)が務めた。コロナ禍で家にいる時間が多い中、近所の人に声をかけてもらった経験などから地域に恩返ししたいと開催を決めた。原川さんは「お客さんがたくさんきてくれてうれしい。来年もやりたい」と笑顔で話した。

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