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静岡人インタビュー「この人」 全国アマチュアオーケストラフェスティバル 静岡大会の実行委員長を務めた 佐々木智子さん(静岡市駿河区)

 9月に静岡市駿河区のグランシップで開かれたフェスで、300人のアマチュア奏者による演奏を成功させた運営サイドの“立役者”。県内で10年ぶりの開催となった今回、大会は50回の節目を迎えた。静岡フィルハーモニー管弦楽団副理事長、サブコンサートマスター。49歳。

佐々木智子さん
佐々木智子さん

 -静岡フィルの役割は。
 「ホスト楽団として参加者をもてなすことに徹した。広上淳一先生の指揮で大曲を演奏したいと全国から集まった方々が集中できるよう、休憩コーナーでいつでも冷たい静岡茶を飲めるようにしたり、参加者の要望や困り事を聞く担当を配置したりして、最大限環境を整えた」
 -苦労もあったのでは。
 「一昨年の東京大会、昨年の堺(大阪)大会が新型コロナの影響で中止となり、視察ができなかった。運営ノウハウが少ない中で『自分たちが参加者だったらこうしてほしい』と想像しながら準備を進めた。静岡フィル以外の県内アマオケの方々にも運営や演奏面で多大なご尽力をいただいた。関係者の協力あってこその大会だった」
 -開催を通じて何を得たか。
 「私たち静岡フィルは年間何度も舞台に立ち、普段一人一人が演奏者として高みを目指している。一方で今回、裏方として一つの演奏会を一から組み立てて作り上げる大変さや意味を改めて学んだ。大会運営に携わった経験は大きな財産だと思う」
 -期待することは。
 「参加者に『また静岡に来たい』と思ってもらえれば幸せ。演奏以外にもさまざまな交流が生まれた。プロの演奏しか聞きに行かなかった人たちも『アマチュアも頑張るじゃないか』と幅広い演奏団体に興味を持ってもらえればうれしい。大変だったが、やってよかった」

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