日本平集団暴走 逮捕の3人、制限速度2倍超で競走 「走り屋聖地化」懸念、取り締まり強化へ
静岡市駿河区の市道「日本平パークウェイ」を乗用車で集団暴走したとして道交法違反(共同危険行為)の疑いで男3人が逮捕された事件で、3人が制限速度40キロの2倍以上のスピードで競走していたことが県警交通指導課への取材でわかった。
清水署などは27日、暴走行為に使用された乗用車3台を同署で公開した。車にはチーム名とみられるステッカーが貼られ、峠道でのレースを描いた漫画作品のDVDなどが積まれていた。同課の担当者は「ネット上で日本平が走り屋の聖地とされつつある」として「取り締まりを強化していく」と話した。
暴走行為には他にも複数のグループが参加していたとみて、同署などが調べている。