遠州織物と草木染「あたしのサコッシュ」開発 大河ドラマ「どうする家康」に向け常葉大・観光学専門の学生 工房とコラボ
常葉大浜松キャンパス(浜松市北区)経営学部で、観光学を専門とする村瀬慶紀ゼミナールの3年生メンバーが、2023年大河ドラマ「どうする家康」放送に合わせ、遠州織物と草木染の小型バッグ「あたしのサコッシュ」を開発し、26日に先行販売を開始した。草木染工房「ファブリック鈴忠」(東区)とのコラボ商品。

「浜松の魅力を知ってもらいたい」と神谷拓海さん(21)らメンバーは、若年層の観光客をメインターゲットとし、スマートフォンなどを入れるサコッシュの開発に5月から取り組んできた。
色は5種。ドラマ主演の松本潤さんのイメージカラーである紫や、家康公の象徴の歯朶具足(しだぐそく)にちなんだシダ、浜名湖の海草を使ったアオサなど、ドラマや地元にゆかりのある自然由来の素材を生かした。
販売価格は税込み2500円。鈴忠ぎゃらりー和楽(東区)で先行販売。問い合わせは同<電053(434)4346>へ。
(浜松総局・大山雄一郎)