未着手公園の整備 見直しへ素案確認 富士市都計審

 富士市都市計画審議会(会長・大山勲山梨大教授)はこのほど、本年度の第1回会合を市役所で開き、市都市計画公園見直しガイドラインの素案について確認した。
 計画されたまま着手されていない公園などの整備を見直す考え方や手順として、市側が初めて提示した。市内73カ所の都市計画公園のうち、未着手区域を持つ27カ所が検討の対象になる。
 見直しに当たっては、将来都市像との整合性や、代替施設の有無、災害リスク、状況変化を受けた実現性などを検証する。個別調査や説明会を経て、計画の維持や変更、廃止などを決定する。
 前回までに検討を進めてきた岳南広域都市計画道路については、県決定の1路線と十兵衛宮島線など市決定の7路線について、一部区間を廃止する変更を了承した。

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