静岡県内のビール文化 多面的に語る 11月5日、静岡でシンポ

 静岡大に設置された学内外の連携組織「発酵とサステナブルな地域社会研究所」(所長・大原志麻人文社会科学部教授)は11月5日午前10時から、県内のビール文化をテーマにした学術シンポジウム「グローカリゼーションにおけるビール文化」を静岡市葵区の市産学交流センターで開催する。
 同大理学部の丑丸敬史教授が「大御所家康公の足跡を酵母で訪ねる~家康公ゆかりの地からの花酵母の単離」、同大人文社会科学部の横浜竜也教授が「静岡におけるビール醸造と公共性」、市内でクラフトビールを扱う酒販店を経営する伏見陽介さんが「静岡をクラフトビア王国へ~なぜ醸造所が増え続けるのか~」と題して講話する。
 県工業技術研究所の研究員、県内の病院関係者らも登壇し、自らの専門領域とビールの関わりを報告する。
 参加無料。同研究所の公式サイト(「発酵とサステナブル」で検索)の応募フォームから事前に申し込みが必要。問い合わせは同研究所のEメール<cervezashizudai@gmail.com>へ。

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