池新田高生と社会人 計130人 御前崎の“ミライ”議論

 御前崎市の県立池新田高で25日、生徒と社会人が同市の魅力や課題を語り合う「シアワセミライカイギ」が開かれた。わがまちの“ミライ”について、1年生約110人と同市内の事業所に勤める約20人が率直な意見を交わした。

生徒と社会人が意見を交わした「シアワセミライカイギ」=御前崎市の県立池新田高
生徒と社会人が意見を交わした「シアワセミライカイギ」=御前崎市の県立池新田高

 同校と市の共催。生徒は数人ずつの班に分かれ、水産業や金融業、医療などの関係者が各班に1人ずつ加わった。生徒は「観光客をどう増やすか」など、地域活性化に向けて設定したテーマと結論を発表。社会人はそれぞれの視点でアドバイスを送った。
 若者を呼び込む方法を議論した班の生徒は、海を地元の魅力として「インスタ映えでの拡散を狙う」と提案した。ルモグダン・ユミさん(16)は「社会人の方に『定住にはつながりにくい』と指摘されて考えが深まった。魅力を強みにして、御前崎市はもっと有名になれるのではないか」と話した。

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