絶滅危惧種イグアナ 国内初の繁殖に成功 河津の動物園「iZoo」

 河津町の動物園「iZoo(イズー)」は23日、絶滅危惧種のイグアナ「レッサーアンティルイグアナ」の繁殖に国内で初めて成功したと発表した。近日中にも公開する。

ふ化したレッサーアンティルイグアナ=河津町のイズー(同園提供)
ふ化したレッサーアンティルイグアナ=河津町のイズー(同園提供)

 同園によると、ドミニカ共和国などカリブ海周辺が原産で、「地球上で最も絶滅の恐れが高いイグアナ」とされる。2022年7月に産卵し、23日に5匹がふ化した。同園はこれまでも繁殖に挑んでいて、産卵はしていたものの、ふ化には至っていなかった。他にもふ化していない卵が複数あり、“赤ちゃん”が増える可能性がある。
 5匹は全長30センチほど。成長すると全身が灰色、頭部がピンク色に変化し、全長1メートルほどになるという。欧米の動物園でも繁殖例は希少といい、白輪剛史園長は「これまでにもイズーでは希少種を繁殖してきたが、レッサーアンティルイグアナは特に悲願だった」と興奮を隠さなかった。

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