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静岡人インタビュー「この人」 「水窪100山」完登 田中大輔さん(浜松市浜北区)

 浜松市天竜区水窪町のNPO法人「山に生きる会」が同町の山や峠をまとめた「水窪100山」。そのすべてを約4年で登り切った。今春、最後の不動岳(標高約2171メートル)を登って同会公認の初の完登者になり、7日に賞状が贈られた。山登りを楽しむ傍ら、同町の自然や地域に関する情報の発信もする。浜北区在住の会社員。50歳。

田中大輔さん
田中大輔さん

 -水窪100山に挑戦したきっかけは。
 「地元の山を登りたいと考えていた。『山に生きる会』のホームページを見たり、山登りの記録を共有できるスマートフォンアプリ『YAMAP(やまっぷ)』と『ヤマレコ』の二つで情報収集したりした。2019年に挑戦を始め、今年5月に100山目を登り切った。不動岳は約10時間近くかけて登った」
 -挑戦中に苦労したことは。
 「雪が多い春ごろは大変だった。雪質も柔らかく足を取られたり、腰まで雪に入ってしまったりして何度も諦めそうになった。背丈に近い大きさのやぶが生い茂り、前が見えないまま登ったこともあった。アプリに掲載されていた山の情報を確認しながら安全なルートを選んだ」
 -水窪の山の魅力は。
 「峠と古道がある。県境の青崩峠やヒョー越峠で見られる紅葉は素晴らしい。古道を歩いていると石仏や廃集落が突然、目の前に現れる。集落の歴史を調べたり、昔の生活を想像したりしながら登るのが楽しい」
 -同町について取り組みたいことは。
 「都市部で暮らす人に水窪へ足を運んでもらえるよう呼びかけていく。人口が特に少ないこの地域を盛り上げたい。山の情報に限らず、『じゃかた祭り』など水窪ならではのイベントをアプリで発信している」

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