障害者のアート展 学生と共同制作も 静岡文化芸術大

 浜松市中区の静岡文化芸術大で28日まで、障害者のアート作品展「風を創るひとたち展 碧い翔け橋2022」(同大文化・芸術研究センター、県障害者文化芸術活動支援センターみらーと主催)が開かれている。

学生と障害者が協力して作った風鈴などが並ぶ展示会=浜松市中区の静岡文化芸術大
学生と障害者が協力して作った風鈴などが並ぶ展示会=浜松市中区の静岡文化芸術大

 県西部地域の知的障害や脳性まひがある人、福祉事業所が、絵画や陶芸など多彩な作品約50点を出品した。展示会に向けて同大でワークショップを開き、学生と障害者が共同で風鈴を作った。絵の具や油性ペンで花などが描かれた風鈴18点も、会場を彩っている。
 展示会の準備を進めた学生メンバーの文化政策学部3年中安彩乃さんは「ワークショップはとてもいい交流の場になったので継続していきたい。多くの人に作品を見て感動してほしい」と話した。風鈴など作品の一部は29日から11月6日まで同区のクリエート浜松で開かれる「県障害者芸術祭」でも展示する。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞