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実りの秋を体感 菊川・千框棚田で稲刈り オーナーら275人参加

 美しい田園風景が広がる菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田で22日、稲刈りが始まった。保全に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部のメンバーや棚田オーナー制度登録者ら275人が稲を刈り、実りの秋を体感した。

稲刈りに汗を流す参加者=菊川市倉沢の千框棚田
稲刈りに汗を流す参加者=菊川市倉沢の千框棚田

 参加者は豊かに実ったもち米品種「葵美人」を丁寧に刈り取り、麻縄でまとめてはざ掛けした。収穫作業は23日も行う。29日まで乾燥させた後、同NPOが脱穀と精米を行い、オーナーに発送する。
 千框棚田は農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されている。同NPOの山本哲理事長は「猛暑や多雨、台風と心配は多かったが、病害虫被害もなくたくましく実ってくれた」と収穫を喜んだ。

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