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静岡人インタビュー「この人」 吉田町と防災協定を結ぶ「YSD防災協力会」会長 橋口智規さん

 吉田町内の異業種11社でつくる「YSD防災協力会」の会長で、大規模災害に備えて同町と防災、減災のための協力と支援業務に関する協定を結んだ。本業は同町神戸の運送業「丸総」の社長。神奈川県出身。44歳。

橋口智規さん
橋口智規さん

 -協力会結成の経緯は。
 「丸総が2019年に創業50周年を迎えた際、この町に根付く企業としてできる恩返しの方法が防災だった。防災対策を推進する吉田町まちづくり公社に協力を求めたり、地元企業に声をかけたりして、前身となる防災協力会を結成した。約3年が経過し、効果的かつ継続的に防災に関わっていこうという考えが強まり、YSD防災協力会として再構築を図った」
 -主な活動と強みは。
 「平時には防災イベントに参加するなどして防災、減災への備えを町内に発信するほか、異業種間や町防災課の職員らと防災に関する情報交換を定期的に行っている。有事には運送、食品、製造業など各企業の強みを生かし、要請に応じて多種多様な支援業務を展開する」
 -丸総として実践していることは。
 「災害時に早期に支援業務を展開するためにも、私たち自身が機能不全に陥っていては意味がない。ハード面の備えに加え、社員一人一人に防災に対する意識を持ってもらおうと防災に関わる研修の積極的な参加を促している」
 -今後の展望を。
 「災害時には各機関での情報の共有が求められる。行政や各企業との間でコミュニケーションを緊密にし、災害時に生かせる体制にまで強化していきたい。また各企業の社員は町民でもあるので、企業の姿勢を通じて町全体の防災意識の向上につなげていきたい」

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