エンジニアの移住促進へ 三島市、アジャイル開発会社と連携

 観光庁が進める「ワーケーション推進事業」のモデル実証事業として、三島市とKDDIアジャイル開発センター(東京)によるエンジニアの地方移住、交流を促進する取り組みの第1回トライアルプログラムがこのほど、市内で行われた。同社の社員ら8人が市内で3泊4日の研修を行い、オリエンテーションやシェアオフィスの視察などを行った。

コワーキングスペースを視察する参加者=三島市
コワーキングスペースを視察する参加者=三島市


 同社は顧客ニーズに応じたソフトウエアを設計、試作する手法「アジャイル」を開発する企業で、地方に住むエンジニアとの交流を目指している。IT企業の誘致とテレワーク移住の促進に力を入れる市と連携し、同庁のモデル事業として共同申請して採択を受けた。同プログラムでは計3回の研修を市内で行い、初回は木暮圭一社長も参加した。
 参加者は職住一体のコワーキングスペースを展開する「三島クロケット」や、住民が交流する「みしま未来研究所」などを視察。三島バル、朝活フェスなど地域のイベントも訪れ、移住者や住民とのつながりに触れた。木暮社長は交通アクセスの利便性や人的交流、自然を生かしたまちづくりなどを評価し、「地方拠点の有力候補に三島を考えたい」と述べた。
 (三島支局・金野真仁)

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