浜松専門学生らに市長賞 静岡理工科大講座 藤枝舞台に地域課題研究

 学校法人静岡理工科大は16日、同法人が運営する大学や高校などの学生が藤枝市を舞台に研究を進めた「地域課題解決講座」の最高賞である市長賞の贈呈式をBiVi藤枝で行った。リーダーの小杉晟菜さん(浜松未来総合専門学校1年)らメンバー5人が、北村正平市長から賞状を受け取った。

北村市長(右)から賞状を受け取る小杉さんら=藤枝市のBiVi藤枝
北村市長(右)から賞状を受け取る小杉さんら=藤枝市のBiVi藤枝

 小杉さんらは若者の人口を増やすため、空き家の活用を提案。リノベーション推進のほか、利用しやすいウェブページの作成や補助制度創設を訴えた。
 講座は大学や専門学校、高校、中学校から計25人が参加し、5班に分かれて8月に4日間のフィールドワークなどを行った。地域の問題点や活性策を研究し、成果を市職員らの前で発表した。
 北村市長は「若い世代の視点に感心した。市政に反映させていきたい」と話した。小杉さんは「年齢が違うメンバーの意見交換が円滑に進むように心がけた。今後に生かしたい」と話した。
 (藤枝支局・岩下勝哉)

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