ラグビー選手ら詐欺へ注意喚起 袋井でキャンペーン

 全国地域安全運動(20日まで)に合わせ、袋井署は16日、袋井市を拠点とする女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」と協力した特殊詐欺被害防止キャンペーンを同市の商業施設ノブレスパルク袋井で実施した。

来店者に啓発品を渡し、詐欺への注意を呼び掛ける参加者=袋井市内
来店者に啓発品を渡し、詐欺への注意を呼び掛ける参加者=袋井市内

 選手や同署員、地域安全推進員ら30人が参加。「サギ用心電話一本サギの元」「地域の絆でストップ‼特殊詐欺」などと書かれたのぼり旗や横断幕を手に、買い物客に啓発品を配って詐欺への注意を呼び掛けた。
 同署によると、今年の管内での特殊詐欺認知件数は16日現在6件(前年同期比1件増)、被害額は618万円(同69万円減)だった。警察官や市役所職員をかたる還付金詐欺が増加傾向という。銀行に勤める谷山美典選手(23)は「スポーツ選手としても銀行員としても継続的に注意喚起し、被害防止に貢献できれば」と話した。

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