ソバの魅力に笑顔 静岡市葵区で花見まつり 景色と食堪能
100年そばの会(牧野力雄会長)は10日、静岡市葵区坂ノ上で「そばの花見まつり」を開いた。約100食分の手打ちそばも用意し、来場者の目と口を楽しませた。

同会では、十数年前から耕作放棄地を活用した在来種ソバの栽培に取り組んでいる。今年も満開になった花々を皆に楽しんでもらおうと、普段は獣害防止のために柵に囲まれた畑を開放した。
あいにくの雨空となったが、来場者は畑一面に広がる白い小花を見学。近所の公民館では、栗の渋皮煮やよもぎ大福などの地元加工品が並べられたほか、手打ちそばが振る舞われ、笑顔で味わう人たちの姿が見られた。