鍵盤ハーモニカ開発に力 故赤堀庄太郎さんの紙芝居制作 菊川の山田さん披露

 菊川市土橋の山田祐子さん(64)が4日、鍵盤ハーモニカの開発に携わり、2020年に94歳で亡くなった赤堀庄太郎さんを題材にした紙芝居を同市加茂の三軒家集会所で披露した。

赤堀庄太郎さんを題材にした紙芝居を披露する山田さん(左)=菊川市加茂
赤堀庄太郎さんを題材にした紙芝居を披露する山田さん(左)=菊川市加茂

 これまでも菊川の偉人の紙芝居を作ってきた山田さんは「庄太郎先生を地域の人に知ってもらいたい」と考え、1年かけて完成させた。赤堀さんが音楽教師として働く傍ら楽器開発に熱心だったことや、自宅の裏山でパワーショベルを運転して道を作り楽器の材料となる竹を探していたことなど、多くのエピソードを鮮やかな絵で紹介した。赤堀さんが作った小学校の校歌の一節も歌い会場を盛り上げた。

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