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静岡人インタビュー「この人」 沼津で第1回アフリカンフェスタを企画した 中村俊哉さん

 沼津市中心市街地の3カ所で今夏、アフリカ文化を紹介するイベントを初開催した。音楽演奏や映画上映、トークショーなどを繰り広げ、開催期間中3日間で計約千人が来場した。7月から家業の金属加工会社「シングウ技研」(同市)の社長に就任した。清水町出身。46歳。

中村俊哉さん
中村俊哉さん

 -イベントに携わるようになったきっかけは。
 「大学時代に役者をしていた経験から、卒業後は都内のIT企業で働きながら劇団を立ち上げた。社会に役立つことをしようと教育施設を巡る公演も実施。東日本大震災を機に被災地の復興応援にも取り組み、宮城県南三陸町で音楽イベント『ミナサンフェス』をコロナ禍までの6年間で主宰していた」
 -フェスタ開催の理由は。
「横浜のアフリカンフェスティバルで参加団体のNGO日本国際ボランティアセンターとつながりを持ったことがきっかけ。それまでアフリカは遠い存在だったが、文化や風土を知ってとても魅力的な場所だと衝撃を受けた。魅力を地元の人に伝えようと地域の仲間と企画した」
 -開催して感じたことは。
 「来場者が楽しんでくれたことがうれしかった。イベントを聞きつけ、沼津の在日アフリカ人が遊びに来てくれる出会いもあった。次回は地域のアフリカ人に出演・出店してもらい、全国からファンが訪れる町おこしイベントにしていきたい」
 -アフリカの魅力は。
 「多くの人は紛争や貧困のイメージが強いと思うが、そこにはすてきな文化と素晴らしい人々が生きている。アフリカと被災地応援は、困っている人のために何かしたいという根本的な思いは同じ。世界の現状にも目を向けてもらう機会となり、微力ながら支援につながれば」

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