京都画壇が描く源氏の世界 浜松・秋野不矩美術館で特別展開会式

 秋野不矩ら京都ゆかりの現代の日本画家が源氏物語の世界を描いた特別展「日本画で綴(つづ)る 源氏物語 五十四帖展」(秋野不矩美術館、静岡新聞社・静岡放送主催)の開会式が7日、浜松市天竜区の同館で開かれた。8日の一般公開に先立ち、招待客ら約20人が内覧した。

開会式でテープカットする関係者=7日午後、浜松市天竜区の秋野不矩美術館
開会式でテープカットする関係者=7日午後、浜松市天竜区の秋野不矩美術館

 第1帖「桐壺」から第54帖「夢浮橋」までを題材に制作された54点を一挙に公開する。
 京都のお香メーカー松榮堂が設立50周年を記念して各作家に依頼し1991年に公開した作品。それぞれの手法や作風から京都画壇の姿が垣間見える。関係者と共にテープカットした同社の畑正高社長は「54作品が一堂に会する貴重な機会。一人一人の画家としてのありようを見てほしい」とあいさつした。
 同館の鈴木英司館長は「注目してほしいのは『もののあはれ』という価値観。具体的に描かれたものの背景にどのような人の心が込められているか、それを発見すれば、より楽しめる」と解説した。
 会期は11月27日まで。
 

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