テーマ : 伊豆市

シイタケの原木 購入支援継続を 静岡県協議会、農水省へ要望

 静岡県椎茸(シイタケ)産業振興協議会と県きのこ総合センター振興協議会の両会長を務める菊地豊伊豆市長は6日、農林水産省で勝俣孝明副大臣(衆院静岡6区)と面会し、原木シイタケ栽培の生産資材の導入支援を2023年度以降も継続するよう要望した。
 農水省は、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の影響を受けた生産者を支援するため、キノコの菌を培養した種駒や原木などの購入費を補助している。
 伊豆地域では震災後、原木林やシイタケで暫定規制値を上回る放射性物質が検出された。現在は安全性が確認されているが、他地域と比べて市場価格は安く「風評被害はいまだにある。支援を継続してほしい」と訴えた。輸出拡大による生産者の所得増に向け、先進事例の共有も求めた。

いい茶0

伊豆市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞