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静岡人インタビュー「この人」 静岡市清水区小島で台風被害を受けた住民の支援活動に従事 清水久美子さん

 台風15号による大雨の影響で断水被害が続いた静岡市清水区小島で、地域住民に対する給水支援や物資配布にボランティアで参加した。同地区主任児童委員。47歳。石川県出身。

清水久美子さん
清水久美子さん

 ―支援活動参加の経緯は。
 「25日に小島生涯学習交流館で給水活動が始まったので見に行ったら、水道業者が1人で大勢の住民の列に対応していた。せっかく来てくれたのに大変だろうと思い、市や自治会から要請はなかったが自主的に手伝い始めた。同じ地域住民が対応した方が並んでいる人にとっても融通が利くし、少しでも円滑に支援が進めば良いと考えた」
 ―活動の内容は。
 「9月の終わりぐらいから支援物資がたくさん集まるようになり、仕分けや降ろし作業を担当した。東京のスタートアップ企業から提供を受けたテント型のシャワー設備の受け付けなどにも従事した。支援活動に参加しているのは自分だけではなく、地域の民生委員ら約20人が自主的にボランティアとして自治会や市に協力している」
 ―地域住民としての思いは。
 「特にシャワー設備の大切さが身に染みた。中高生の子どもにとっては集団の入浴はストレスになり得るし、自分でも近所の人と出会うのは気まずい。SNSを通じた支援の輪の広がりには驚かされた。県内外からの支援が本当にありがたかった」
 ―活動で気付いたことは。
 「生涯学習交流館などに集積しても、健康面の事情などで取りに来られない人もいる。しかし、誰がそうなのかは地域の限られた人しか把握しておらず、守秘義務で他者には伝えられなかったりする。各地から届けてもらった支援物資をロスなく配布できるように、平時に仕組みを考える必要があると思った」
 (蒲原支局・マコーリー碧水)

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