磐田市長 県道磐田天竜線通行止め 「1週間以内の開通目指す」

 磐田市の草地博昭市長は6日の定例記者会見で、台風15号の影響で土砂崩れが発生し、通行止めになっている同市平松、神増の県道磐田天竜線について、「1週間以内の開通を目指したい」として、道路管理者の県や地域住民との調整を行う意向を示した。
 同県道では、複数箇所で土砂崩れが発生し、大量の土砂や流木などが道をふさいだ。県袋井土木事務所が道路の復旧作業を急いでいるが、平松地区では約500メートル、神増地区では約350メートルにわたって通行止めが続いている。
 道路上の土砂などの撤去は進み、工事用車両は行き来できるようになった。今後は二次災害を防ぐため、斜面側に大型土のうを積む作業も進められる。草地市長は、道路沿いの民家などで災害ボランティアらの活動が続く現在は、開通すると事故の危険があるとし、「開通には地元との調整も必要になる」との認識を示した。

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