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ウィーンの演奏披露 浦川小に3年ぶり ヤイトラーさん訪問

 「さくま国際交流音楽指導講座」で、浜松市に訪問している元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のバストロンボーン奏者カール・ヤイトラーさん(75)=ウィーン在住=が30日、浜松市天竜区佐久間町の浦川小で3年ぶりの学校訪問コンサートを開いた。マーチやワルツなど10曲を演奏し、迫力ある本場の音色を子供たちや地元住民に届けた。

児童から花束を手渡されたヤイトラーさん=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
児童から花束を手渡されたヤイトラーさん=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
3年ぶりに開かれ、迫力ある音色を届けた学校訪問コンサート=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
3年ぶりに開かれ、迫力ある音色を届けた学校訪問コンサート=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
児童から花束を手渡されたヤイトラーさん=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
3年ぶりに開かれ、迫力ある音色を届けた学校訪問コンサート=浜松市天竜区佐久間町の浦川小

 ヤイトラーさんは、1990年に佐久間ダムで開催したコンサートをきっかけに同町をほぼ毎年訪ねている。今回で30回目の訪問を迎えた。
 会場では、ヤイトラーさんと同町の演奏家ら18人による演奏が披露され、同校の全児童と保護者ら約60人が演奏に聞き入った。「フィレンツェ・マーチ」を皮切りに、ポルカの名曲「鍛冶屋のポルカ」やテンポの速い「魔法使いのギャロップ」などを披露した。
 演奏後、児童から花束と合唱のプレゼントが贈られた。ヤイトラーさんは「また再び開催できることを楽しみにしています」とお礼した。花束を渡した6年榑松里哉(のりや)君(12)は「音の広がりがすごくて楽しかった」と満喫していた。
 2日午後1時から、ヤイトラーさんが指揮を務める「ウィーン交流コンサート」が同町の佐久間歴史と民話の郷会館で開かれる。
 (水窪支局・大沢諒)

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