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静岡人インタビュー「この人」 栃木国体の総合開会式で県選手団の旗手を務める 鈴木音生さん(焼津市)

 初の国体で大役を務める。小学2年冬に家族で登った八ケ岳連峰の赤岳(長野ほか)でアイスクライミングに触れ、その後、地元にオープンしたジムで本格的にスポーツクライミングを始めた。中学から大会に出場し、昨年12月の全国高校選抜男子リードで優勝した。東海大翔洋高3年。18歳。

鈴木音生さん
鈴木音生さん

 -団旗の重みを。
 「まさか自分が旗手に選ばれるとは。緊張感と責任を感じている。開会式では県選手団を先導し、堂々と行進したい。国体のスポーツクライミングはペア競技。相方とのチームワークを深め、リードとボルダリングの2種目で決勝に進みたい」
 -クライミングの魅力とは。
 「登れない壁のほうがはるかに多い。ルートを考え、何度も挑戦する中で自分の限界を超えて完登できた時の達成感は大きい。昨年5月のリードユース日本選手権では僅差で表彰台を逃した悔しさから、ボルダリング練習も増やして筋力を鍛え選抜の優勝につなげた」
 -持ち味を。
 「163センチ、53キロと小柄なので、身長や身体能力が有利になるボルダリングより、持久力を生かせるリードが得意。中学入学時でも137センチとさらに小さかった分、小学生から体全体を使いながら工夫して登ることでいろいろな技術が身に付いた。特にかかとの使い方には自信がある」
 -今後の抱負を。
 「世界を舞台に戦いたい。大学は地元から通える国際関係の学部に進み、英語を勉強してクライミングに生かしたいと思っている。来年2月のジャパンカップで結果を残し、大学1年からワールドカップ(W杯)に出場するのが目標。将来は五輪も目指していければ」
 (運動部・山本一真)

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