高校生ボクサー全国V 焼津の細川選手にベルト授与

 焼津市柳新屋の「駿河ボクシングジム」に所属する高校3年生、細川弦汰選手(18)=同市=が、若手の登竜門とされる「第4回ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会」でU―18フライ級チャンピオンに輝いた。26日には自身がコーチを務める「子どもスポーツスクールするが」(同市柳新屋)でチャンピオンベルトの授与式が行われた。

鈴木会長(右)からベルトを巻いてもらう細川選手
鈴木会長(右)からベルトを巻いてもらう細川選手
山本選手(左)とスパーリングする細川選手=焼津市柳新屋の子どもスポーツスクールするが
山本選手(左)とスパーリングする細川選手=焼津市柳新屋の子どもスポーツスクールするが
鈴木会長(右)からベルトを巻いてもらう細川選手
山本選手(左)とスパーリングする細川選手=焼津市柳新屋の子どもスポーツスクールするが

 細川選手は今月4日に後楽園ホール(東京都)で行われた同大会決勝に出場。得意とする「駿河フック」と名付けた攻撃を繰り出し、弱った相手をラッシュして1ラウンドTKO勝ちを収めた。
 授与式では細川選手が同ジムの鈴木憲会長からチャンピオンベルトを受け取った。リングの周囲に集まったスポーツスクールに通う子どもたちが勇姿を見守る中、細川選手は同ジム所属の山本和来人選手とのスパーリングを行い、汗を流した。
 3年前にボクシングを始めた細川選手。鈴木会長からかけられた「続けた選手が強くなる」という言葉を胸に練習に励んだ。ジムに通って「根性が付いた」と話し、「プロになって世界を目指します」と前を向いた。

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