保育士の仕事学ぶ 南米系学校生徒が2日間 浜松

 浜松市西区の南米系外国人学校「ムンド・デ・アレグリア学校」のインターンシップが27日、中区の保育園「ぬくもりのおうち保育 砂山町園」で始まった。県国際交流協会の定住外国人就労促進事業の一環で、3年生2人が2日間にわたって保育の仕事を学ぶ。

保育士の仕事内容や注意事項を聞き取る生徒=浜松市中区
保育士の仕事内容や注意事項を聞き取る生徒=浜松市中区

 初日は、同園の花井直美施設長から仕事内容について説明を受けた。生徒は日々のスケジュールや園児の生活リズムを確認し、髪や爪の長さに気を配るなどの注意事項を真剣な表情でノートに書き込んだ。最終日は、園児と触れ合いながら仕事を体験し、保育についての理解を深める。
 保育の専門学校進学を目指すマツモト・ナオミさん(17)=湖西市=は「ブラジル人と日本人の子どもの交流を促進できるような保育士を目指したい」と意気込みを語った。

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