SDGs浜松から一緒に 環境活動家招きセミナー 10月1日

 浜松国際交流協会は、持続可能な開発目標(SDGs)や社会問題をテーマにしたコミュニティーづくりに取り組んでいる。活動の一環で10月1日、浜松市中区のクリエート浜松で、気候変動について考える市主催のセミナーの運営を担う。関係者がこのほど、同所で開催準備のための会合を開き、運営内容などを確認した。

当日の流れや内容を確認するメンバー=浜松市中区のクリエート浜松
当日の流れや内容を確認するメンバー=浜松市中区のクリエート浜松

 セミナーには、慶応義塾大を休学して環境活動家として全国で講演などを行う露木しいなさんを招く。露木さんと市内の大学院生らとのトークセッションも予定している。
 この日の会合では協会職員のほか、有志の大学院生ら7人が、当日の流れや露木さんに聞きたい項目をすり合わせた。「活動のきっかけが知りたい」「環境問題に興味がない人にどう訴えているか聞きたい」といった声が上がった。セミナー終了後も、活動への参加を希望する高校生や大学生を募集してイベントを行う。
 同協会の松本真吏さん(25)は「露木さんの話を聞いた人が、SDGsについて考えて実際に行動に移してくれたら。浜松からみんなで一緒に取り組んでいきたい」と話した。セミナーは午後2時から。
 (浜松総局・日比野都麦)

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