テーマ : 気象・災害

台風影響 採石場土砂が大鉄線路に 島田、行政代執行で復旧工事中

 台風の影響で24日、度重なる土砂の流出が問題となって静岡県が行政代執行により復旧工事を開始した島田市福用の採石場跡地から再び土砂が流出し、国道473号が通行止めになった。国道の路肩も崩れ、現場近くにある大井川鉄道本線神尾-福用間の線路上には大量の土砂が流入した。復旧には時間がかかるとみられ、大鉄は25日以降の運転を当面見合わせる。

大雨で土砂が流出した採石場跡地=24日午後1時20分、島田市福用(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
大雨で土砂が流出した採石場跡地=24日午後1時20分、島田市福用(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)

 採石場跡地付近では大雨で国道が通行止めになるケースが度々発生し、大鉄によると以前にも土砂流入の被害があった。このほか沿線の複数箇所で倒木や土砂崩れを確認。25日は「きかんしゃトーマス号」の運転や関連イベントも中止する。

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