幼稚園10月3日再開へ 保護者会で防止策説明 牧之原園児死亡

 牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」で園児(3)が送迎バス内に置き去りになり死亡した事件で、川崎幼稚園は23日、保護者説明会を市内で開き、園を10月3日に再開する予定であることを明らかにした。

川崎幼稚園=牧之原市静波
川崎幼稚園=牧之原市静波

 16日に選任された新理事長や職員、保護者約160人が出席した。新理事長は事件を謝罪し、自身の理事長就任は一時的な措置であることを説明した。新園長には園の特別活動などに携わってきた外部人材の保育士が就任すると報告した。辞任した前理事長は精神的な状況を理由に欠席した。
 再発防止策については人的ミスが起こり得るという認識が欠落し、監視体制も不十分だったとした上で、9時、9時半の登園確認と10時の点呼▽外出時には4回にわたり複数人で人数確認し結果を記録する▽新たなルールに基づく訓練を定期的に行う-などの安全管理対策を示した。送迎バスは、策定したマニュアルに沿ったシミュレーションを繰り返し、安全が確認できるまで運行を中止する。質疑応答では職員の体制やバスの配置について質問があった。
 7日の説明会では体調不良を訴える保護者が続出したため、1時間程度で中断した。保護者の一人は「先行きが見通せない状況が長く続いていた。安全管理を徹底し、子ども、保護者が安心できる園を作ってほしい」と話した。

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