台風15号 静岡県内で大雨 西・中部で時間120ミリ

 台風15号の接近に伴い、静岡県内では23日夜、西部や中部を中心に大雨となり、道路が冠水するなど各地で影響が出た。気象庁は牧之原市付近や島田市付近、藤枝市付近で1時間に120ミリ以上、静岡市平野部付近で約110ミリの雨が降ったとして記録的短時間大雨情報を相次いで発表。同日午後10時49分には、災害発生の危険度が高まる「線状降水帯」が中部と西部に発生し、雨が降り続けているとして県内で初めてとなる「顕著な大雨に関する気象情報」を出した。

川のように水があふれる交差点=23日午後9時45分、浜松市東区子安町
川のように水があふれる交差点=23日午後9時45分、浜松市東区子安町
歩道付近まで一部冠水した道路=23日午後8時53分、浜松市東区大蒲町
歩道付近まで一部冠水した道路=23日午後8時53分、浜松市東区大蒲町
大雨の影響で冠水した道路=23日午後11時半ごろ、焼津市焼津
大雨の影響で冠水した道路=23日午後11時半ごろ、焼津市焼津
川のように水があふれる交差点=23日午後9時45分、浜松市東区子安町
歩道付近まで一部冠水した道路=23日午後8時53分、浜松市東区大蒲町
大雨の影響で冠水した道路=23日午後11時半ごろ、焼津市焼津

 台風は24日朝から夕方にかけ本県に最接近するとみられ、静岡地方気象台は土砂災害や浸水、河川の増水への警戒を呼び掛けている。
 気象庁によると、23日午後10時までの1時間雨量が静岡空港で95ミリ、菊川市で67・5ミリなど。静岡地方気象台などは菊川市の菊川が氾濫危険水位に到達したとして、堤防の決壊などによって浸水する恐れがあるとした。20地域以上に土砂災害警戒情報が出ている。
 浜松市は安間川と芳川で氾濫の危険性が高まったとして23日午後10時10分、中区、東区、南区、浜北区の一部に緊急安全確保を発令した。同午後10時現在、袋井市の全域をはじめ浜松市や静岡市、牧之原市、菊川市、吉田町など8市町の一部に避難指示が出ている。東海道新幹線が上下線で運転を中止し、東名高速道路が通行止めとなるなど交通機関も乱れた。
 気象台によると、24日に予想される1時間雨量は県内の多い所で60ミリ、同日午後6時までの24時間雨量は中部と西部の多い所で250ミリに達すると見込まれる。最大風速は陸上で10メートル、中部と西部、伊豆の海上で17メートル、東部の海上で12メートル。

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